味と触感

柔らかくて美味しい、サクサクして美味しい、モチモチして美味しい、これらを外国語に訳すのはとても難しいです。

外国人にとって味と触感は別物です。柔らかい and 美味しい なら通じます。しかし、美味しい because 柔らかい は意味不明のようでした。私は会社員時代、外国人と仕事する期間が5年ぐらいありました。彼らと食事をするたびに、日本人にとって触感がとても重要であること、もっと言うと、触感が味に影響を与えることを痛感しました。外国人は触感と味は別で捉えているように感じました。

牛肉の炭火焼、最も高価な部位の一つにヒレがあります。しかし、肉屋さんなどの肉に詳しい人、肉をたくさん食べている人ほど、「ヒレは柔らかいけど味が薄い、ももの方が少し硬いけど味は濃い、外もものハバキという特に固いところが一番好き」と言ったりします。(ハバキは本当に硬くてお客様には怖くて出せません、苦情になりそうで・・・笑)

先日、ちょっとしたきっかけがあって、ヒレを仕入れてみました。試作がてら焼いてみて、妻と食べてみました。二人とも「柔らかくて美味しい」と言ってしまいました・笑。試しに3月の最終盤にお客様にお出ししました。何人かの方が「柔らかくて美味しい」と喜んでおられました。

ということで、牛肉はヒレも使ってみようと思います。ずっと、ももの真ん中の部位、”シンシン”の一辺倒だったので。シンシンはシンシンで肉の味がしっかりして私は大好きです。


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