自家製カラスミ13年目

今日はシェフではなくデザート、カラスミ、ワイン担当の私(村田の妻)が書かせていただいています。私にカラスミの仕込み方を教えてくださったのは、日本料理店でもお鮨屋さんでもなく、当時豊橋でお手伝いをさせていただいていた「リストランテ フラスカティ」の榊原シェフでした。料理人の世界では「修行○年目」にやっとレシピを教えてもらえるということがまだまだ多かったこの時に、榊原シェフは1年目の私に惜しげもなく作り方を教えてくださいました。いただいたお給料でシェフが仕入れるものと同じボラの卵巣を買い、仕込みを教わり、塩抜きや干し加減が上手く調整できず失敗に終わることも多々ありました。。。何事もあまり長続きしない私ですが、カラスミ作りだけはこの12年間情熱の火が消えたことがありません(笑)13年目も、昨年よりさらに美味しいカラスミを皆様にお届けできるよう、ボラの卵巣と毎日会話しながら丁寧に仕込んでいきたいと思います。
プロフィール欄に私の経歴を追記しました、お時間ありましたらそちらもぜひご覧ください。

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