安乗漁港

先回の続きです。

志摩半島の中央部東端に位置し、西は牡蠣で有名な的矢湾、北から東にかけて太平洋に面しています。
界隈は、黒潮と伊勢湾に流れ込む山の栄養を蓄えた木曾三川、宮川の水、そしてリアス式の地形、岩礁など、自然が織りなす奇跡とも言える環境が、栄養豊富で、活力のある海を創り出しています。
宝の海と言われる由縁は、エサとなるプランクトンが多く、海が栄養満点がゆえ。
また、この漁港を語る上での一丁目一番地は、周辺の海域が二枚潮と呼ばれる海面と海底で潮流が逆方向に流れている独特の海流を保持していることです。サバやアジなど本来回遊する魚が付近の海域に根付き(瀬付き)、まるまる太っています。

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