アンチョビ

最近、お料理の記事が少ないですが、アンチョビの研究をしていまして、もうすぐ完成しそうです(10年越)。だいぶいい線まで来たと実感しております。伝統的な作り方とはかけ離れておりますが、近くご提供できそうです。鰯に限らず、海老や烏賊でも実験中です。海老は活けの車海老(高価)を使っているので、失敗したときの落ち込みは半端ないです・涙。

白身魚のカルパッチョに自家製アンチョビ、軽く火入れした車海老に車海老のアンチョビ、そんなシンプルで、イタリアンで、ワインと好相性で(熟成が共通点)、それでいて味わい深く、当店でしか食べられないお皿を目指しております。

現在でもパスタの出汁など素材の組合せで、アミノ酸×核酸の味の相乗効果を狙って各お皿を考えていますが、個性という点では少し物足りないと感じています。自家製のアンチョビ(鰯に限らず)が完成すれば、白身魚のアンチョビ(アミノ酸)×白身魚のカルパッチョ(核酸)という、私がイタリアンを始めたときからやりたかったお皿をご提供できます。

興奮と落胆の日々を過ごしております。落胆したときでも営業前にはしっかりスイッチ入れておりますので、その点はご安心下さいませ・笑

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