金目鯛

見た目も美しく、味もいい金目鯛。千葉県産で1k前後あればまず脂もしっかりのっています。赤ワインを飲まれている方には炭火でしっかり火入れして、それ以外の方には皮目を軽く炭火で炙る程度で、レアでご提供しています。

アオリイカ

烏賊の王様と言われるアオリイカ、旬を迎えております。春先が旬という説もありますが、春先は産卵期で漁獲量が多いゆえに旬と言われるようで、味としては今月・来月辺りがピークではないでしょうか。最低でも1k超え、極力1.5k超えを仕入れます。

烏賊墨塩

カンブリア宮殿だったか、ガイアの夜明けだったかで、塩ブームの話題が取り上げられていました。その中に烏賊墨塩という商品が紹介されていましたので、試行錯誤しながら作ってみました。写真は少しわかりにくいかもしれませんが、クッキングシートに烏賊墨を塗って、天日干しにし、それを剥がして海塩と混ぜました。
余談ですが、私はアオリイカを買って墨を取り出すまでしかしていません、その先は全て妻の役割になっています。

桜海老(秋漁)

桜海老というと名前からしても春を連想しがちですが、秋にも漁があります。今年は11月5日に始まったようで、今月中旬まで行われます。
桜海老は夏に産卵するため、秋ものの方が少し小さく、殻が柔らかい点が特徴です。また、季節柄、気温が低く風が強い日が多いため天日干しに絶好で、1日から2日天日干しにした時の味わい・触感が私たちは好きです。
今月、この桜海老とフランスの冬季限定ウォッシュタイプのチーズ(A、Bコース)でリゾットを仕上げます。

出口農園見学

知多郡の出口崇仁農園に見学に行ってきました。車を所有していない私たちにとっては小旅行でした。
こちらの農園を知ったきっかけは、今年の春に出口さんのスナップエンドウを食べてびっくりするような味だったためです。もともと有機野菜にはあまり興味がなかったのですが、このエンドウを食べて、なんでこの味になるんだろう、といろいろ勉強していたら、どうも有機だからこその味のようで、今回、見学と共に、そのあたりの話もいろいろ聞いてきました。
話すと長くなってしまいますが、土いじり、特に土に炭素やマグネシウムなどの成分要素をいかに育てるか、が重要ということでした。奥が深すぎました。
出口さん、私たちのために時間を作ってくださり、また、お土産もいっぱい頂いて、本当にありがとうございました。5月のエンドウ収穫作業、手伝いに行きます!
余談ですが、出口さんと私と妻とで白人参を掘って、軽く土を払って食べていたのですが、2歳半の娘も一緒になって、土付き人参を食べ始めてしまい、「超美味しい」と言ってました。

甘鯛

とても美しい魚です。別名”ぐじ”とも呼ばれ、”若狭ぐじ”などブランド名の付いたものもあります。去年はこの若狭ぐじだったり山口県産の釣りものを使っていたのですが、今年は地物を使っています。定置網という漁法なので、ものによっては身に血が回ってしまっているものもありますが、きちんと選べばきれいな身色です。遠隔地産物と地物、鮮度は一日違う場合が多いので、その点では地物に軍配が上がります。

北海道仙鳳趾産牡蠣

仙鳳趾の海は昆布が多数生息する地域なので、プランクトンなどの栄養が豊富です。さらに厚岸湾の陸側には森林があり、そこを通った地下水が海に流れ込む為、陸のミネラルと海のミネラルが混ざり合った、牡蠣にとっては最適な海域のようです。ミルクの部分が大きく、味わいも特徴的です。

グラスワインの管理

当店では抜栓してすぐに真空容器に入れます。
従来は手動又は電動で瓶内の空気を抜くものや窒素を充填するものがありました。
前者は真空度が不十分ですし、後者はランニングコストが高額です。
私たちが使用している容器は1年以上真空が保てるもので、途中何度使っても酸素が容器に全く入りません。そのため、ワインのロスは皆無になり、また、ランニングコストもゼロです。故に、グラスワインの価格をボトルワインの価格に対して量相応の価格にしております。