いくら

鮭の不漁がニュースになっています。
確かに市場でも鮭、筋子共に入荷が少なく高値です。
筋子はやはり粒の大きさが大事ですが、大粒のものは入荷がほとんどありません。
写真は青森産で、築地経由で仕入れたものです。びっくり仰天価格(昨年柳橋で購入していたものの1.5倍)でしたが、お一人様少しずつになりますがご用意いたします。

7,000円のお任せコース新設のご案内

お客様より7,8千円でお願い、という要望が増えてまいりましたので、
今月から従来の5,000円のお任せコース(今後Aコース)に加えて7,000円のコース(Bコース)を新設します。
AコースとBコースの差額2,000円につきましては原価1,550円程で頑張りますので、ぜひお試しくださいませ。

年始の営業

少し先ですが、年始の特別営業をご案内します。
1月3日(水)~9日(火)までお肉の特別コースをご用意します。
コース内容は
・イタリアの郷土色の強いサラミ3種
・チーズのリゾット
・但馬玄内腿カブリ肉のラグーソースのパスタ 手打ちパッパルデッレ
・但馬玄内腿炭火焼
で、例年通り¥5,000円です。
2015年末に雑誌で見て以来、ずっと探していた但馬玄、”灯台下暗し”でした。身近な所で発見。
但馬玄とはどんな黒毛和牛か、11月末ぐらいに記そうと思います。

カラスミ新物

新物のボラ卵巣が2,3週間前から出始めました。
入荷初日から何日間はビックリ仰天価格ですので、なかなか手が出ませんでしたが、少し落ち着いてきましたので、購入し始めました。
これから全くなくなる可能性もゼロではないので、多少高くても少しずつ買っていきます。
豊漁の場合、年末にカラスミ単体販売をしようと思います。
ご予約いただければ、最優先でご準備いたします。価格は相場の八掛けぐらいで考えています。

魚ヘンに春と書きますが、味の旬は秋です。
私の最も好きな魚の一つです。
写真は釣りものの鰆で、頭に傷が見えますが、活〆の跡です。
これによりATPというエネルギー源が多い状態で熟成させることができるため、熟成後のイノシン酸も多くなり、旨味に繋がります。
ただ、釣りものの活〆と言っても、釣った後魚が暴れてしまって〆たものと、うまく暴れさせずに〆たものとではATPの量が大きく変わるため、暴れさせずに〆たものを仕入れたいのですが、魚を見ても触ってもそこまでは分からないので、なかなか難しいところです。

台風一過の柳橋市場

今日は柳橋に来ていない魚屋さんが多かったですね、2,3割は来てなかったでしょうか。
三河の魚屋は一色以外ほとんど来てませんでした。
一色は土曜の水揚げ分を日曜に競るので多少は魚がありました。

10月のワイン

エトナ・ビアンコ・スーペリオーレ・ピエトラマリーナ
溶岩土壌由来の強いミネラル、昼夜の大きな寒暖差由来のエレガンス、火山性土壌由来の生き生きとした酸、これらにより、エトナ・ビアンコと名の付くワインは酸とミネラルが際立つものが多いのですが、ピエトラマリーナにおいては、カリカンテ種の葡萄では珍しい樹齢80年以上の樹から取れた葡萄を使っているため、ボリューム感もあり、バランスのとれた仕上げりとなっています。このようなワインには、料理もバランスが求められます。
ボトル6,000円、グラス1,000円、グラス(1/2)550円でご提供しております。

【6本~送料無料】エトナ ビアンコ スペリオーレ ピエトラマリーナ 2013 ベナンティ 750ml [白]Etna Bianco Superiore Pietramarina Benanti

価格:5,562円
(2017/10/21 17:49時点)
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烏賊の墨袋

墨烏賊の墨袋です。
袋が破れて服にでも付いたら大変です。洗ってもなかなか取れません。
この中には蛸墨の30倍ともいわれるアミノ酸が含まれており、旨味を感じます。
今月はこの墨とホールトマトと香味野菜を弱火で数時間煮込んだソースをご用意しております。

10月の1皿

皮目を炙った鰆
アーリオ・オーリオでソテーした後、鰆のあらからとった出汁とトマトを使ったアクアパッツアに浸したつる紫

10月の1皿

デザートで使用している、無農薬で栽培された岐阜県産の利平栗です。
甘みを引き出すため購入後低温で1ヶ月熟成させました。
これを一つ一つ皮を剥き、牛乳と砂糖のみで煮詰めて、フードプロセッサーにかけ、仕上げに裏漉しして、ようやく栗のクリームが完成します。